• がん細胞に対するフコイダンの作用機序

    フコイダンは、主成分フコースに加えガラクトースや微量のマンノース、キシロース、グルコース、グルクロン酸などから構成される褐藻類に含まれる細胞間粘質多糖類であり、抗腫瘍作用や免疫賦活作用、血管新生抑制作用、アポトーシス作用、抗ガン剤治療の副作用緩和作用などの効果が期待されています。

    フコイダンのアポトーシス作用は、成長や新陳代謝の過程で細胞が自然に消滅する現象の事であり、ガンの細胞膜やガンの細胞内の核に異常が生じガン細胞が縮小し核の断片化や細胞の小体化が引き起こされます。
    結果、ガン細胞は、白血球の一種として貪食細胞とも呼ばれるマイクロファージに取り込まれ、アポトーシス作用はガン細胞の増殖を抑制する効果が期待出来ます。


    フコイダンは、分子量が巨大な為に消化されず小腸まで届く事で小腸内腔繊毛の一部に存在するM細胞に取り込まれ、腸管免疫を担うM細胞下の腸管特有のリンパ節パイエル板に異物と認識された後にマクロファージによって捕食されます。

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    結果、生体の免疫システムの司令塔であるヘルパーT細胞に伝えられ生理活性物質サイトカインが放出され、キラーT細胞、B細胞、NK細胞が一斉に活性化しガン細胞を攻撃し始めます。

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    フコイダンに含有される硫酸基は、ガン細胞が新しい血管を形成する際に分泌されるタンパク質に含有される血管内皮細胞増殖因子VEGFの分泌自体を抑制し、血管新生を抑制し増殖と転移を抑制する効果が期待出来、ガンの代替治療への応用が様々な研究機関で進められています。